ALT環境のデッキ選択経緯
初めてこういったブログを書くので変な文章とかもあるかもしれないですごめんなさい。
まず初めましての方は僕がどういう人間なのかはTwitterを見てほしい。仲良くなれそうだなと思ったら気軽に絡んで欲しいです。
じゃあ本題を
今回のRAGEは過去の環境と比べても突出した一強デッキというものがなく、デッキ選択に困った人達も多かったんじゃないかと思います。
うちのチーム(KoR)でも毎日議論が展開されてて、ほぼほぼ全員信じるデッキが違うからデッキ選択は難航していたように見えた。
まずその選択肢というのが
ドラゴン サタンorテンポ
ネメシス AF or リーシェナ
ネクロマンサー アーカス
ウィッチ マナリアor秘術
ビショップ 聖獅子 or コントロール
エルフ アグロorゴリラ🦍
ロイヤル ミッドレンジ
ヴァンパイア 蝙蝠(俺が情で持ち込もうとしてただけ。完全に破壊された)、
自分なりの優先順位をつけていたのは
ネメシス、ウィッチ、ドラゴン>ロイヤル、ネクロマンサー>ビショップ>エルフ>>>>>その他
という感じでした。
当落が出た時点ではチームのたいち、hanamaru、シオンなどのメンバーが練っていたネクロマンサーとロイヤルの安定性に惹かれ、長いラウンド数を戦う中でこの組み合わせは事故も少なく勝ち抜くのに適していることから自分の中で持ち込みが決まりかけました。
しかし、ここでワイの脳裏に浮かぶ一抹の不安
OOT RAGE 西日本予選
今回検討したのと同じくロイヤルとネクロマンサーの持ち込みをしてDAY 1 4-0で迎えたところで訪れた会場内フューチャーマッチ
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ネクロマンサーミラーでは後手を取ったとはいえロイヤルでの分岐を誤ったり切るカードが違かったりとミスによってマッチを落としてしまい、そのことを引きずったまま迎えた6回戦目でも分岐のミスで敗北して会場から泣く泣く退場してしまったことから盤面を作ることを優先とするこの2つのリーダーへの苦手意識のようなものが自分の中に芽生えてしまっていたのである。
そんな迷いの中で自分を客観的に見てくれて、最も鋭いアドバイスをくれるような人物は1人しかいない。俺は彼の元へ駆け込んだ
この一言に対して何も言えなかったのでロイヤルとネクロマンサーは捨てました。
そこからロイヤルとネクロマンサーを捨てて、その他のデッキを探すことになったわけですが、まず自分の中での大型大会のデッキ選択の基準が
・ドローソースが豊富である
・キーカードのサーチができる
・明確なゴールが見えている
・引けばズルできるようなムーブがある
・サブプランを搭載できる
・そのデッキを絶対に外さないような環境である
・特定のデッキ2つに対して不利が付いていない
であり、これの中から複数に該当するものを持ち込みの基準にしてきました。
これを元に各リーダーを考察すると
エルフ
ドローソースがない、サーチはある。明確なゴールがホワイトヴァナラや異形しかない。ロングゲームはカーバンクルやコルワで出来るが大きなAOEやコストの踏み倒しができないためにドラゴンやウィッチといったリーダー並のズルができないことから優先順位は低くなった。
結論:中途半端、ボツ
ロイヤル
ドローソースはない、サーチはある。レイサムというゴールとリオードというゲームを決めるための中核となるカードがある。大将軍を刺すことでサブプランは取れる。あまりずるいことはできない。堅実的。
結論:ある程度の腕が必要、難しい。いい思い出がない。ボツ
ウィッチ
ドローソース多め、サーチもある。秘術という線もあるためマリガンを歪ませる事ができる。大魔法というゴールがある。スペル軸を混ぜることでサブプランが作れる。0コストでカード投げまくれるズルい。秘術+リーシェナとか踏んだ時は2タテされる恐れがある。
結論:採用、当日のアーム次第でなんとか出来る気がした。あと簡単。
生き物メインのやつ
握撃はずるいカードなので採用、狂信者はずるいけど除去の方が欲しいため不採用。
ドラゴン
ドローソースは積もうと思えば積める
サーチはない。ルリアでサタン、異界を持ってこれるくらい。サタンというゴールがある。
伊達政宗とポセイドンがズルすぎる。ルリアギミックによるサブプランが作れる。マナリア+獅子などに2タテされる不安がある
結論:ボツ。最後まで悩んだけど外れた
ネクロマンサー
ドロソなさ過ぎて蕁麻疹、消滅当てられると萎える。でも盤面維持とライフゲインの豊富さ、アーカスフェリという明確なゴールがあることから自分がまともにボードで戦えるプレイヤーなら使っていたと思う。
結論:ボツ。アンドレアルフス返して
ビショップ
ドロソも豊富でいにしえの聖域がズルい。獅子は神殿置ければそのパワーはまだ健在。サブプランはへクターでの殴り勝ちもある理想的なデッキであったがいざ使ってみるとマナリアやAFネメシスを差し置いて持ち込むほどのパワーはなかったと判断。
結論:ボツ。来期は使うかも
ヴァンパイア
ネメシス
一番最初に決まったリーダー。人形リーシェナ、AF共に持ち込み候補となった。ドロソはどちらも豊富でAF側はマキナという最強のリソース補充カードを主軸にロングゲームと盤面制圧に長けており、人形はリーシェナというゴールが明確に見えているコントロールデッキ。現環境ではサタンの≪天握≫≪悪意の炎帝≫ワルツの≪浄化の聖弾≫以外では≪黒き破壊のアーティファクト≫をどかす事が出来ないためリーシェナを引いて進化を切れればほぼ勝ちという単純明快でパワーのあるデッキであった。
人形リーシェナの構築はデュエル・マスターズで古くから名手として知られるEBTさんから頂きました。
試行回数を重ねるにつれて
・AFはマキナを引かなくても勝てる
・マキナは6tに引いても間に合うがリーシェナは間に合わない。
・もともと練習をしていたのがAFであったため、AFネメシスの方が積み重ねがあった。
結論:AFネメシスを採用
ギルネリーゼは非公開ルールで意表をつくという目的とAFネメシスに足りないライフゲインを補える事、加速装置+アーティファクトで盤面を掃除しながら置く事が容易な事などから1枚だけ投入していきました。結果としてリーサルに絡んだ試合が2回、ゲインに救われた試合が1回あったので入れて行ってよかったと思います
まとめ
自分の各デッキへの印象とデッキ選択の理由を綴りましたが、ようはボードアドバンテージとかなんとかを考えて試合するのが下手くそなのでズルしてコストを踏み倒せるデッキ2つを使うことにしたわけです。結果はDAY1 5-1 DAY2 5-2でマネーフィニッシュでした。2デッキとも使い手がそこそこでもプレーオフ手前まで勝たせてくれるようないいデッキだったという証明になったと思います。
5コスのアジダハーカと悪意の炎帝にぶん殴られて退場するのは流石に予想出来ませんでした…。
すごく悔しかったので次こそは勝ちきれるように頑張ろうと思います。
おまけ
「ネクロマンサーの異界、実質不死の大王なのでは???」
ってデッキ登録の2日前まで真面目に考えてました。同じスタッツでもっと強いアーカスってカードに気付いたのは前日の夜です